6/6 紫陽花

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どんよりしがちな梅雨に、パッと明るいカラーで目を引く紫陽花。
その紫陽花をイメージして、草木染めのポーチを作りました。

手のひらサイズの紫陽花ポーチができるまで

デザイン出し

今回はスモッキングという、糸で生地を縫い縮めて模様を作る技法を使用したデザインを考えます。
デザインを出すときは、もちろん絵を描いてもいいのですが、今回は実際に手を動かして。
経験上、何かしら技法を使うときは、思った通りに行かないことが多々あるので、とにかく手を動かしました。

デザインの決定

たくさん手を動かしていたら、これはポーチにしたらかわいい! ということで、ポーチを作ることに。
仮縫い用のシーチングを使って形を作っていきます。
最初は片面にスモッキングのお花を2段、もう片面はギャザーの予定でしたが、金具をつけるとバランスが悪かったので、 両面にスモッキングのお花を3つずつ、それぞれ1列にしてすっきりと仕上げることにしました。

生地の選定

表地は草木染めをしたいので、リネン生地を使用することにしました。
厚さはどのくらいがいいのか、複数の生地で実際に作ってみてちょうどよい生地を探します。
最初は25番手の生地で試作。刺繍の感じはかわいいものの、刺繍するには厚手で刺しづらかったので、40番手に変更。(麻は番手が大きくなるほど糸が細く、生地が薄くなります)
今度は裏が透けてしまうので、芯地を貼って再度試作。
裏地の仕様も、ギャザーからタックに変更したり、切り替えの位置を変更したりなど、修正を重ねています。
また、サイズが小さいのに、さらにスモッキングで生地が縮んでいる状態なので、ミシンで縫えない部分もあり、 どのタイミングで、どういう状態で、どう縫ったらベストなのか、試行錯誤しました。

生地の染色

生地が決まったところで、生地の染色を行います。
今回は夏の色として黄色、お花といえばピンク、紫陽花といえば紫かな、ということで、マリーゴールド、日本茜、ログウッドでそれぞれ染色しました。

完成!

たくさんの試行錯誤を経て、ようやく完成!
大人の手のひらサイズで、アクセサリーを入れるのにちょうどよいサイズです。

裏地にはリバティ・ファブリックスを使用しました。 バネ口金を使っているので、ポーチの開閉も片手で簡単。

箱に入れてお届けしますので、プレゼントにもオススメです。

Information

ハレと雨の製品は下記サイトからお買い求めいただけます。

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手のひらサイズの紫陽花ポーチ(日本茜)
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どんよりしがちな梅雨に、パッと明るいカラーで目を引く紫陽花。
その紫陽花をイメージして、草木染めのポーチを作りました。

表地は、リネン生地を草木染め(日本茜)で染めています。
紫陽花の装飾花部分には、スモッキングという、糸で生地を縫い縮めて模様を作る技法を使用。
3つ並んだ装飾花に、中心のガラスビーズがアクセントです。
裏地にはリバティ・ファブリックスを使用しました。

大人の手のひらサイズで、アクセサリーを入れるのにちょうどよいサイズです。
バネ口金を使っているので、ポーチの開閉も片手で簡単に行えます。

箱に入れてお届けしますので、プレゼントにもオススメです。

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#春色 #ポーチ #草木染め #日本茜 #vegetabledye #plantdye #春色
魚梁瀬のさくら染めストール
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ゆずの村で知られる高知県馬路(うまじ)村。
「ゆずの森」という、馬路村農協の工場がある馬路地区から、さらに車で30分山道を登った先に、魚梁瀬(やなせ)という地区があります。
魚梁瀬地区は、魚梁瀬ダムのほとりにある人口200人程度の小さな集落です。
かつて林業で栄えた馬路村。当時は森林鉄道と呼ばれる木材を運ぶ列車が走っていました。
ですが、ダムの建設によって軌道が水没するため残念ながら廃線に。
住民たちも台地へと移転しました。

移転の記念に、魚梁瀬丸山公園の周りにぐるりと植えられたのがさくら。
4月には、毎年花を咲かせて住民たちを楽しませてくれています。
その貴重な枝をいただいて染めたのが、この魚梁瀬のさくら染めストールです。

素材はシルクの紬。ニュアンスのある生地になります。
ぜひ身にまとって、遠く離れた魚梁瀬とそこに暮らす人々に思いをはせていただけたらと思います。

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さくら染め巻き玉とチェコガラスのネックレス
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さくらがひらひらと散るように、ゆらゆら揺れるチェコガラスのビーズが印象的。
使用したチェコガラスビーズはひとつひとつ表情が違い、赤色と緑色がどことなくさくらが散ってだんだんと葉ざくらになっていくような情景を連想させます。

箱に入れてお届けしますので、プレゼントにもオススメです。

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#さくら #桜 #sakura #巻き玉 #草木染め #ネックレス #vegetabledye #plantdye #春色
草木染めリネンストール(蘇芳×日本茜)
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黄櫨染(こうろぜん)を染めるために使われている植物染料のうちのひとつ、蘇芳(すおう)。
黄櫨染は天皇が儀式の際に着用するお召し物の色で、太陽の光を象徴し、光のあたり方でまるで日が昇るように色が変化するという複雑で奥が深い染色とされています。
今回はその黄櫨染にも使われている植物染料の蘇芳と、日本茜を使ってリネンストールを染めました。
日本茜は、自生していたものを許可を得て採取し、種から栽培しています。

写真を見ると少し明るすぎる印象をうけますが、今回は少しだけ混ぜた日本茜がいい仕事をしてくれました。
実際にまとってみると顔なじみのいいピンク色で、顔周りがパッと華やかになりますよ。

リネンの性質上、使い始めはゴワゴワとしていますが、使っていくうちにどんどんと柔らかくなります。
ぜひ日々の変化を楽しみながらお使いください。

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#リネン #草木染め #ストール #蘇芳 #日本茜 #vegetabledye #plantdye #春色
さくら染め巻き玉とチェコガラスの耳飾り
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さくらがひらひらと散るように、ゆらゆら揺れるチェコガラスのビーズが印象的。
使用したチェコガラスビーズはひとつひとつ表情が違い、赤色と緑色がどことなくさくらが散ってだんだんと葉ざくらになっていくような情景を連想させます。

箱に入れてお届けしますので、プレゼントにもオススメです。
耳元から季節の移り変わりを感じてみませんか。

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#さくら #桜 #sakura #巻き玉 #草木染め #ピアス #耳飾り #vegetabledye #plantdye #春色
もうすぐ桜の季節❀
春らしい「さくら染め」やピンク系の商品を数回に分けてご紹介したいと思います♪

さくら染めタッセルとタティングレースの耳飾り
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ゆずの村で知られる高知県馬路(うまじ)村。
「ゆずの森」という、馬路村農協の工場がある馬路地区から、さらに車で30分山道を登った先に、魚梁瀬(やなせ)という地区があります。
魚梁瀬地区は、魚梁瀬ダムのほとりにある人口200人程度の小さな集落です。
かつて林業で栄えた馬路村。当時は森林鉄道と呼ばれる木材を運ぶ列車が走っていました。
ですが、ダムの建設によって軌道が水没するため残念ながら廃線に。
住民たちも台地へと移転しました。

移転の記念に、魚梁瀬丸山公園の周りにぐるりと植えられたのがさくら。
4月には、毎年花を咲かせて住民たちを楽しませてくれています。
今回は、その貴重な枝をいただいて糸を染め、アクセサリーに仕立てました。

耳元から春の訪れを感じてみませんか。

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#さくら #桜 #sakura #タッセル #草木染め #ピアス #耳飾り #vegetabledye #plantdye #春色
手芸で世界をめぐる旅 第2弾!
今回の国は韓国!
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韓国の伝統手工芸、ヌビ。
「ヌビ」は韓国語でキルトを意味します。
間に挟まれたわたと、直線的なキルティングのステッチが特徴。
ヌビ生地は、韓国ではイブル(布団)と呼ばれることもあり、敷布団やおくるみなどに使われることが多いそうです。

今回はベージュのヌビに、お花の刺繍を施した生地をレッスンバッグに仕立てました。
ヌビ生地の表面はピグメントで染められており、生地やステッチの染まり方に差があるため、風合いをお楽しみいただけます。
裏地には、ナチュラルなそばかす仕上げの綿麻キャンバスを使用。
内側にはポケットが1つ付いています。

できるだけ長く使っていただきたいという思いから、持ち手には本革を選びました。
1本ずつ手で染めて、ひと針ひと針丁寧に縫い上げています。
お子さまだけでなく、大人もお使いいただけるレッスンバッグです。

-製作小話-
実は、保育園から高校までずっと同じレッスンバッグを使っていました。
保育園の時に母が縫ってくれたものだったのですが、なんだかんだちょうどいいサイズで、ずっと使ってたんです。
最終的に擦り切れていったのは、1番触る持ち手部分。
「大人になった今なら、どんなレッスンバッグが欲しいかな」そんな思いを製品化しました。

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#韓国 #レッスンバッグ #ヌビ #ヌビバッグ #手芸で世界をめぐる旅
卒業式のヘアアレンジ
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ちょうちょの髪飾りは、橙系のアソートもあります♪

蝶は、さなぎから蝶へ生まれ変わる姿から「成長」のシンボルともされているので、卒業式にもぴったりです。
1setで5つ入っていますが、ひとりで5つはちょっと多いかな、という場合は、お友だちとシェアするのもオススメ。

皆様の門出が素敵なものになりますように。

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#オーガンジー刺繍 #ちょうちょ #蝶々 #蝶 #髪飾り #卒業式 #入学式 #ヘアアレンジ
文字を少し大きくしてリールにしてみました🐥
もっと大きくても良さそうな気もする🤔

手芸で世界をめぐる旅 第1弾!
今回の国はインド!
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今年は毎月1か所国を決めて、世界中の手芸(手工芸)を紹介しながら新作を作っていくことにしました!
お付き合いいただけましたら幸いです。

1月はインドのインド刺繍リボン。

インド刺繍リボンとは、インドの民族衣装「サリー」の装飾に用いられるリボンのこと。
色や幅はさまざまで、装飾にスパンコールを用いたものもあります。

今回は、そのインド刺繍リボンをあしらって、マチのないフラットな帆布のバッグを仕立てました。

帆布といえば「綿」のイメージが強いですが、今回用いたのはちょっとめずらしい「本麻」の8号帆布。
しっかりとした厚みがあり、使うほどに馴染んでいく生地です。

本体はA4サイズのクリアファイルが余裕をもって入るサイズ。
外側のポケットは、A4サイズの書類を入れると頭がちょっぴり出るので、さっと取り出したい資料などを入れるのに最適です。

インド刺繍リボンのかわいらしい雰囲気と、本麻帆布のナチュラルな雰囲気が絶妙にマッチした一品に仕上がりました。

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#インド刺繍リボン #サブバッグ #本麻帆布 #インド刺繍 #手芸で世界をめぐる旅

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